Takuya Kawanishi

Chemical Engineering

Environemental Study, Statistics


演習C 2018年12月25日 金属棒の温度分布の解

演習C 2018年12月25日, 問題 2.4 解答の詳細.

簡単のため

$$ a = \sqrt{\frac{2h}{kR}} $$

とおくと, 一般解は

\begin{align*} S(z) = C_1 \exp (az) + C_2 \exp (-az) \end{align*}

境界条件より

$$ C_1 = \frac{1 - e^{-aL}}{2\sinh (aL)} (T_1 - T_0) $$$$ C_2 = \frac{e^{aL} - 1}{2 \sinh (aL)} (T_1 - T_0) $$\begin{align*} \frac{S(z)}{T_1 - T_0} & = \fr

Python, ファイルのデータから図を作成する

データと解析プログラムは分離するのが望ましい.

  • 実験の生データは, テキストファイル(あるいは Excel)で保存し, 書き込み禁止にしておく.
  • データと, データの解析過程(Python プログラム)は, 分けておくほうが良いと考える.
  • Data Driven の考え方と親和性がある.

データの読み取り, 書き込みは Pandas を用いて行う.

  • Excel のデータの読み書きは Pandas でも簡単にできる.
  • 大量のデータの読み書きを(Python の中では比較的)高速にできる.
  • 簡易データベースとして使える.
  • Python を用いたデータ解析

剪断応力と運動量収支, Poisseuille 流れ

剪断応力と運動量収支, Poisseuille 流れ

はじめに

  • 剪断応力の「向き」はややこしいが, 結論からいうと, Newton の法則として下の式 (1) を用いるのが正しい.
  • これは, 「剪断応力が運動量のフラックス」であり, 「運動量が(伝熱や拡散と同じように)大きいところから小さいところへ移動する」ことから納得できる.

準備・基礎知識

  • 粘性流では, 速い部分は遅い部分の速度をあげようとし, 遅い部分は速い部分の速度を下げようとする.

  • ある面を境に接する 2 つの流体を考えると, 速度の低い側については, 応力は速度を上げる方向に, 速

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